ブランディングが無ければビジネスは上手くいかない

ブランディングが無ければビジネスは上手くいかない

今、コロナ禍によって倒産する企業も増えてきています。そんな時代に私たちは何をしなければいけないのでしょうか??会社員であっても企業に体力が無ければ、数年後はリストラですし、行政もいつまでも頼れません。

  

私達自身が、自分の身と家族の身を守るために今するべき事は自分でお金を稼ぐスキルを身につける事です。 

 

しかしながら、起業しても10年続いている個人起業家は約11.6%。企業に関しては36%。その流れは今後ますます酷くなっていくと思われます。

 

企業が廃業する一番の理由

企業が廃業する理由は70%以上の理由で、販売不振です。それは認知されていないことが原因。そもそも起業してからそうなった経緯について掘り下げていくと、やはりブランディング不足という事が明確なのです。

 

もちろん、起業してすぐには売上が上がりません。そこで価格を安くしたら売れると勘違いし、価格を下げてしまう。そうすると価格競争に巻き込まれるようになり、その後はサービス競争の流れになります。

 

サービスで付加価値を付けるために自社コストが掛かるので利益率が低下します。そうすると利益が出ないので、コストの削減に入ります。そこで一番に削られやすいのはPRの削減。広告費です。そうするとシェアの低下に繋がり販売不振に陥るのです。

 

なぜ、このような事が起こるのかというと、そもそもその企業にブランディングを戦略として取り入れてないからなのです。

  

ブランディングとは?

ブランディングはビジネスを制します。しかし、このブランディングについて詳しく説明していない、もしくはブランディングの説明自体が分かりづらいものをたくさん見ます。ここではブランディングについて解説していきます。

    

ブランディングというのはお客様がきてくれること。自分が売り込まずに向こうからきてくれるようになることです。

  

例えば、ヘアサロン。以前、私が通っていたところは表参道にあるヘアサロンでカットが10,000円くらいのところでした。しかし、街中には1,000円くらいでカットするサロンもあります。

実際、髪を揃えるという技術は素人からしてそこまで差があるとは思えません。しかし、10,000円のサロンには毎日たくさんの方が訪れます。価格は10倍も違うのに・・・。それはなぜかと言うと、差額の9,000円を埋めるだけのサービスや価値を提供しているからです。

   

そこがブランディングなんです。価格に応じた価値を提供するために何が必要なのかと言うと、提供する技術以外に付加価値を与えることが大切です。その付加価値で9,000円の差を埋められるだけのものを提供しなければ、10,000円の価値がないということになります。この価値を埋めてお客様と共有認識を持つことがブランディングなのです。

 

単に価格を上げるだけではブランディングは機能しないので、価格を上げてもその価値に見合わなければお客様は離れていきます。それには価格の設定から商品の内容を考えることが基本となります。

ブランディングにおける価格の設定

私のところにくる方は殆どが経営者ですが、ここを聞いていると自分のサービスに対して価格を決定する方が本当に多い。

ブランディングにおける価格設定は、まずは価格を決定することから始めます。先ほどのヘアサロンの例で話をすると、10,000円の価値を与えるためにはどういうサービスや見せ方が必要なのか?を考えるんです。

10,000円の価値というと、そこでしか手に入らないものをサービス内容に入れなければいけません。それが空間なのか、提供する飲み物なのか・・・。ターゲットが刺さるものをリサーチして10,000円のクォリティーにしていくのです。 

まずは価格を決めて、お客様がどの様な価値を求めているのかを明確にしてサービスに組み込んでいきましょうね!

 

 

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shihohonda

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